贈与
「本が死ぬところ暴力が生まれる」(バリー・サンダース)より。
”教師は生徒に対して、運動場と教室を厳格に区別する。しかし、文字と生きた結びつきを持ちたいと願っている子どもは、遊びの態度なしにはそれをやることができない。”
”アルファベットの前でくつろぐときにのみ(言語の遊び心を捕らえそのなかに入るとき)そのときに初めて、安堵の息をつき、真に読み書きを楽しむことができるようになる。その瞬間に、識字に関する真実が見えてくる。読み書きはすぐれて詩的なことなのだ。
しかし、大多数の教師は、言語のこの絶対的に遊び心に富んだ笑いの性質を無視している。”
(自分に贈られた言葉への返礼としての言葉はないものかと思っていたら、昔読んでメモしていたものを見つけたので、ここに書き移してみました)
”文学は、最短距離(直線)が必ずしも最大の喜びをもたらさないということを教えてくれる。”
音楽のつつましい願い
音楽のサークルの一人から電話が掛かってきました。
エリック・クラプトンの「アイ・ショット・ザ・シェリフ」をサークルでやりたいのだがその曲を知っているか?とのことでした。
もちろん知ってますと私は答えました。
この電話により私はキーボードを買うことになりそうです。
妻にそのことを話すと大賛成でした。
「私も弾く」と妻が言いました。
そとの動きに身を任せることの、ささやかな喜びです。