数年前の4年間、ミニバスのクラブで小2~3年の相手をしました。
4月に入部した低学年の子どもたちは、上級生のチームとは別に練習をします。
そして、翌年の2月になると子どもたちは私の手を離れて、上級生のチームに移りました。
それが、毎年繰り返されるパターンでした。
私にとって3年目の子どもたちが上級生チームに移った2月のことだったと思います。
ある日、男子チームの二人の指導者が共に欠席しました。
その日は、女子チームの指導者も一人で指導していたので、男子は自分たちだけで練習を始めました。
私は、その男子の練習を見ました。
決められたメニューとは言え、キャプテンの指示の元に整然と2時間の練習を続ける子どもたちの姿が印象的でした。
そして、そこには、それを見続けているだけの自分がいました。
3月になって、新聞で『学び合い』を知りました。
4月になって、新しく入部してきた低学年の子どもたちと『学び合い』を始めました。
(これを書いてから当時の練習日誌を見ると、2月のある日ではなく、3月30日のことでした。そして、その次の練習の日から新しい子どもたちと『学び合い』を始めていました)