”見知らぬ他者と遭遇したときに、彼らのふるまいや言葉の意味をおのれの手持ちの度量衡によって考量し、理解しえぬものを自動的に「未開」に格付けする西洋的知性の定型性が、ほとんど組織的に世界を「汚物」で満たすことになるのである。(内田樹「旅と探検家が嫌いな、旅する探検家レヴィ=ストロース氏を悼む」より)”
朝刊で読む。
出張で松江へ。
松江市への峠のそば屋で昼食。
平成20年度全国ミニバス大会準優勝の賞状あり。
お店の人に聞くと「うちの娘が出場したから」。
”自我の明証性と称されるものの中にまず自らの位置を定める者は、もはやそこから出ることはない。(レヴィ=ストロース「野生の思考」より)”
2時間30分かけて松江に行き、2時間30分かけて松江から帰る。
帰ればすぐに音楽のサークル。
ベースギターを買って3ケ月の高2の女の子が初参加。
”他者を観察し、理解し、分類しつつなお暴力的でないような他者との出会いはありうるのか。(内田樹「旅と探検家が嫌いな、旅する・・・」より)”
久しぶりの音楽のサークル。
長距離運転の疲れはどこに消えたのだろうか。