bunbunの記

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ものごとは続く

 

私が勤める病院の小児科の前には小規模な待合ホールがあり、その中央には床に畳が敷かれ三方をガラスで囲まれた場所がある。

 

今日の午後、そのホールを歩いていたら、そのガラスの向こうの畳の上に立って私を見ている子どもがいた。

 

よく見たら、昨日会ったばかりの兄弟の弟の方だった。

 

再びガラス越しの対面。

 

待合ホールの長いすには施設の看護師がいた。

 

歯科へ受診に連れてきたと言う。

 

私は畳に上がって座り、その弟を抱っこする。

 

やがて、兄も施設職員に連れられてやって来る。

 

彼も同じく歯科受診。

 

1年以上会わなかったのに、昨日今日と続けて会う。

 

病院からそう遠くないところにある施設だから、病院内で会うこと自体は不思議なことではないのだが。

 

施設職員に、この子たちと一緒に何かを始めることができたら良いな、と話す。

 

(思いつくことがあるのではないけれど)

 

その後は、身も心も軽く、仕事をする。