高3の娘が来月行われるセンター試験に向けてモチベーションを高めている。
自分はどうだったか。
大学は受かればどこでもよかった。
京都の私学が第一志望だった。
そこを落ちたので第二志望の東京の大学に入学した。
大学を卒業したら田舎に帰ることはなんとなく決めていた。
とりあえず役場の臨時職員でもするか、と思っていた。
そうしたら、大水害により、予定されていなかった役場の採用試験が行われ、受けたら受かった。
そんなこんなで、なんとなく、やってきたようなこの人生・・・。
思えば娘にはずっと引っ張られてきているのかもしれない。
小4のときに娘はミニバスのクラブに入った。
子どもは子どもの人生だと、ミニバスのクラブにはとくに関心を持たなかった。
それでも娘が小6になり試合に出るようになると、さすがに観戦に行った。
試合に出ている娘を見ながら喜んだり嘆いたりした。
そして、その1年後には、自分がそのクラブに指導者(もどき)として通っていた。
中学生になると娘は吹奏楽部に入った。
演奏会には何度も女房と出かけた。
演奏をしている娘を見て、自分も、人と演奏したいと思った。
やがて娘は高3になり、吹奏楽部を引退した。
そして、いま自分は、音楽のサークルで演奏をしている。