今日は学校でセンター試験の自己採点を行ったようで、娘の場合もなかなか自分で自分に期待したとおりにはいかなかった様子である。
”試験というのは「与えられた環境でベストを尽くす」ことのできる能力を問うものであって、「ベストの環境でなければベストが出せないからベストの環境を用意しろ」というような他責的な言葉づかいが不用意に口を衝いて出て来るような子どもはこのせちがらい世を長生きできぬのではないかという疑念がみなさまのうちにふっと兆しても私は「そういうこともあるかもしれない」と静かに応じたいと思うのである。”
「与えられた環境でベストを尽くすことのできる能力」を問われるのは、試験のときに限らず、人生の全てに渡ってのことなのだと、私も静かに応じたいと思うのでした。