bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

ごく普通の人たちによる、ごく普通のクラブ

 

今日のクラブは、保育園児:1名、小1:3名、小2:1名、小4:1名、小5:4名、小6:1名、70代:1名の計12名

 

始まる前に、先日のミニバスの5年生以下の大会でコテンパンにやられたらしい子たちと話をしました。

 

「こないだの試合大変だったらしいね」

 

「なんで知っとるん?」

 

「結果をブログに書いた人がいてそれを見たんだ。その試合でのあんたらーの課題はなんだったん?」

 

「〇〇〇〇して〇〇するのがうまくいかんかったんよ」

 

「じゃあ、このクラブでもその課題の解決を目標にすればいいね」

 

「えー、クラブの目標変わったん?」

 

「いや、変わっちゃーいないよ。誰もが同じ目標でなくていいんだから。それぞれが違う目標でも、みんながそれぞれの目標を達成すればいいんだから」

 

今のクラブを始めて1年ぐらいは、クラブの目標などを全員を集めて全員に語らなくてはならないと思っていました。

 

でも、なんかしっくり来ませんでした。

 

それをやったとき、ある子が「なんだ学校と同じじゃない」と言ったこともありました。

 

2年目の今年度に入ると、無理に語ることはやめました。

 

ここは語るべきと思ったときだけにしました。

 

それも、とてもとても短い語りになりました。

 

そして今日、体育館に向かいながら思いました。

 

「みんなに語らなくてはということには拘るまい。その時々の流れのままにやれば良いのだ」

 

今日のクラブは、バスケの試合あり、大縄跳びあり、サッカーあり、テンカありと、だれもが生き生きとした様子で1時間30分を過ごしていました。

 

「今日のクラブはなかなか良かったね」

 

終わりの挨拶のためにみんなが体育館のフロアーの入り口に並んだときに私は言いました。

 

なんだか初めて自然に口に出せたような気もしました。