bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

3年目

 

勤務時間が終了して体育館に行きました。

 

定刻の午後6時になってもだれも来ません。

 

私は体育館の玄関に座って外を眺めていました。

 

またゼロから始めなさいということなのだろうかと思いました。

 

しばらくしてこちらにやって来る姉妹の姿が見えました。

 

それを見て頬が緩みました。

 

今日はいつも以上に集まりが悪かったけど、最終的には保育園児から小6までの9人が揃いました。

 

(小学校高学年の陸上の練習が始まったことが集まりの悪さに影響しているらしいことを後から知りました)

 

ちょうど1年前にこのクラブで腕を骨折して、その後に来なくなった子とその姉も来ました。

 

ケガをしたその子は「今日は骨を折らないよ」と私に言いました。

 

始めにみんなにクラブが3年目に入ったことを話しました。

 

クラブの参加募集のチラシを教室で配ってもらうよう校長先生にお願いしたけどだめだったことも話しました。

 

それから、このクラブは人と関わることによって成長していく場としてやっているということと、子どもたちは有能であるという考えでやっているということを話しました。

 

(この前提となる考え方をこれまでは子どもたちに明確に示していなかったのだと思います)

 

その後の時間はこれまでになかった子どもたちの姿だったのかもしれません。

 

見事なドッジボールが続きました。

 

クラブの終わりに、クラブの紹介をしたければまだチラシが残っているよと言うと、「〇〇に渡す」などと言いながら、子どもたちは用意したチラシをそれぞれに持ち帰りました。

 

教室で教師が配るよりも良かったと思いました。

 

子どもたちの後について体育館を出ると、子どもたちは「〇〇ちゃん、さようなら」などとさかんに声を掛け合っていました。