bunbunの記

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いつもずれていくクラブの今日

 

まずは、いつもの女の子がやって来る。

 

それから見知らぬ小さな子がやって来て、その子に続いて、さらに小さな子を連れた女性が体育館の入り口に現れる。

 

「moripiさんに聞いてきました」

 

聞けばその女性はmoripiさんの娘の担任教師とのこと。

 

その教師がいたおよそ20分の間に揃った子どもたちは全部で6人。

 

「家が遠いし、子どもが小さいのでこれで・・・」

 

40分はかかる自宅へ帰ろうとするその教師に私は言う。

 

「今はこんな感じですが、これから面白くなったりもするのです」

 

「でも、moripiさんから聞いていたように、言われなくても子どもたちが自分たちでやっていました」

 

・・・・・

 

今日のクラブの始まりはこんな様子でした。

 

その教師にこれまでにつくったクラブのチラシを数枚渡したりしました。

 

もちろん、それらのチラシには『学び合い』のことも書いてあります。

 

・・・・・

 

子どもたち6人は、女の子3人と男の子2人と女の子1人とに別れてそれぞれがそれぞれなりにやっていました。

 

「なんだかうまくいかないよね。どうしたらいいんだろうね」

 

と私が言ったころには、みんなも煮詰まった気分でいたようです。

 

まあ、無理もありません。

 

6人ではさみしすぎますから。

 

それでも、それから6人はバスケのゲームを始めました。

 

(正確には5人。残る1人はボクはアナウンサーをやると言いながら、他の子どものところに行っては「今の気分はどうですか?」とゲームが始まるまでやっていました)

 

そのころに、あるお母さんが保育園児の娘を連れて来ました。

 

そのお母さんもときおりバスケのゲームに加わりました。

 

そして、アナウンサーの男の子は保育園児の女の子に追いかけられて走り回っていました。

 

・・・・・

 

バスケのゲームは30分ぐらい続きました。

 

最初はゆるいゲームでした。

 

そのゆるさは最後まで変わらなかったかもしれませんが、時間が経つにつれて妙な感じが見ている私に伝わってきました。

 

沈黙が支配していくようなゲーム。

 

黙々と子どもたちはゲームを続けました。

 

機嫌が悪いのだろうかとも思いました。

 

3対3(お母さんが参加していないときは3対2)の少ない人数でのゲームなので疲れていたのだとも思います。

 

それでも終了時間になるまでゲームは続きました。

 

こんな雰囲気のゲームは始めて見ました。