時間になっても誰の姿も見えないし、ようやく一人二人とやって来てもその後が続かず、今日はこれだけしか来ないのかと思うのは毎回のことです。
でも、そんなふうに始まった今日のクラブも気がつけば小2から小6の男女9名になっていました。
9名のみなさんは、体育館にフットサルのボールがあったので、まずはそのゲームを1時間ばかりおやりになりました。
きっかけはある子の「サッカーしようでー」の声。
それから残り30分ばかりはバスケットのゲーム。
またまた、そのきっかけはある子の「こんだー、バスケしようで」の声。
久しぶりにやって来た、数ヶ月前には壁際に座り込んだりしていた子も、ずっと一緒に動いていました。
集団が成長したのでしょうか。
自分たちでどんどん進めている姿に頼もしささえ感じます。
さらにひとつ面白かったこと。
バスケのゲームになるとある男の子だけは参加しませんでした。
そして、そのバスケが苦手な男の子がやり始めたのは、バスケのドリブルでした。
なんかぶつぶつ言いながらドリブルをして前に進んでいます。
「やった。失敗した・・・」
よく見れば、コートにたくさん引かれているラインに触れないようにボールコントロールをしながらドリブルをしようとしています。
向こうではバスケのゲーム、こちらでは自分で考えたドリブルの練習。
頼もしい限りです。