明け方近くから喉が痛くて、今日は１日中寝ていました。
でも、風邪を治すために（身体の要求によって）休息をすることで、心と身体の調整も行われるのでしょう。
布団のなかで、女房が図書館で借りて来ていた「雑学３分間 ビジュアル図解シリーズ なるほど！民俗学」（著者 新谷尚紀）を拾い読みしました。
”これらの通過儀礼のなかでは、ある段階から離れる「分離」、移行するための「過度」、新しい段階への「統合」という三段階があると言われます。”（同書より）
病気は、結婚式とか成人式とかのような通過儀礼ではないのでしょうが、発病から治癒へと至るその過程にはどこか似ているところがあるのではないかと、寝ざめのぼんやりとした頭で思ったのでした。
（そして、ずいぶん体調はよくなったとは言え、どこかまだぼんやりとしている今の心身でもってこれを書いているのでありました）
