小２：６人、小３：１人、小４：１人、小５：１人、小６：４人、計：１３人
最初は、全員によるサッカーのゲームが３０分ぐらい。
そして、その後はバスケのゲーム。
でも、小２の男の子２人はそれに加わりませんでした。
ちょっと面白かったのは、その２人の男の子が隣の空いたコートでサッカーボールを使ってバスケのドリブルやシュートを始めたこと。
そして、さらに面白いことがありました。
みんながバスケを始めると、ある小２の女の子が壁際に座ってしまいました。
運動が得意でないその女の子は、以前はよくそういうことがありました。
久しぶりだなあと思いながら、しばらく様子を見ていました。
様子を見ながら次第に私はみんなから遠ざかって、最後には体育館にあるステージに上がってみんなを眺めていました。
１０分ぐらいが過ぎたころ、その座っていた女の子は１人で立ち上がって、私のいるステージ側の、２人の男の子だけがいるコートの方に移動して来ました。
バスケのゲームをしていた小６の男の子がゲームからぬけて、その女の子のところに行って、２人で野球を始めました。
男の子が投げたボールを女の子が打ちました。
そのボールは反対側の壁まで飛んでいきました。
「〇〇（打った女の子の名）すごいわー」
と、ボールを投げた男の子は何度も言いました。
１人、２人とバスケのゲームをぬけた子供たちが野球をやっている２人の方に集まって行きました。
野球に移らなかった数人はドッジボールを始めました。
野球をしていた女の子がドッジボールをやっている子たちのところに移り、ドッジボールがバレーのパスに変わりました。
そして、すぐに揃って野球の方に移動しました。
それから、全員による野球のゲームが始まりました。
異年齢の集まりは面白い。
まさか小６のあの男の子が座り込んでいた女の子と一緒に何かをやり始めることになるとは思わなかった。
そして、そのことが全員による野球のゲームにつながっていくことになるとは思わなかった。
