bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

秋晴れの空のもとに

 

18日午前、島根県立S高校で、2年生の男子生徒(16)が体育の授業中に倒れた。男子生徒は救急車でO病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。同病院によると死因は心不全。(山陰中央新報


昨日の夜に女房から聞いて知りました。

 

O病院は私が勤務する病院ですが知りませんでした。

 

ツイッターで何度かやり取りをしたことがある、ヒカリ君にツイッターで問いかけてみました。

 

「さっき女房から聞いて知りました。息子もどの子かはよくは分からないけど、合同練習とかで話をしたことがあるかもしれないと言ってたそうです。S高生の件。」

 

私の高2の息子は地元Y高の陸上部員で、ヒカリ君は河口の市にあるG高の陸上部員、そして急死した男子生徒はその川を遡ったところにある、私の住む町の隣の町のS高の陸上部員だったので・・・。

 

ヒカリ君からすぐに(ツイッターで)返信がありました。

 

「はい。僕の中学からはあいつと俺だけが陸上やってて、大会の時はいつも話し込んだり今度のしおかぜ駅伝なんかも楽しみにしていました。大親友でした。小さい頃からのつきあいで、なんかもう140字じゃあとても言い表わせられない悲しい。」

 

ヒカリ君のツイッターでのつぶやきを読んでみると、18日夜にヒカリ君はこんなことを書いていました。

 

「11月だけで三回も駅伝走ってたやつが急に死ぬなんてなぁ」

 

気になって、今月の初旬にあった県の高校駅伝の結果表を見てみました。

 

その急死した高校生は、その日、私の息子と同じ区間を走っていました。

 

今日ヒカリ君がブログを書いていました。

 

一部を転載します。(文中の『 』は私がつけました。本文では拡大された字でした)


どうしようもないのです。

仕方ないのです。

しょうがないのです。

こうなってしまった以上何も変えられません。

事実として受け止めなければなりません。

ついこの間の駅伝で”またな”って言ったのが最後の言葉になるとか

お前は大嘘つきじゃねーか。

あんなに元気に走ってたじゃねーか。

笑ってたじゃねーか。

もうお前の走る姿をみれねーのか。

結構、お前のフォームをお手本にして練習してたんだぜ。

いくら通夜で葬式で、

大泣きしながら嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…

と言っても、

何も起きません。

せいぜい背中をさすられる程度です。

あいつに2010年11月19日はこなかった。

『私は走り続けます。たとえ速く走れなくても。』

俺のライバルでもあり目標でもあり親友でもあるあいつは、

あいつにとってライバルであり目標であり親友であるはずの俺が

走り続ける事をきっと望んでいるはずです。