bunbunの記

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yes.....that's good

 

今日も風邪の影響でだらだらと過ごしました。

 

それでも夕方4時になって、この3連休の間ずっと着たままだったパジャマから普段着に着替えたところをみるとずいぶんと回復したのだろうと思います。

 

(ただ、残念なことに、この風邪は女房に引き渡されました)

 

今日は、2日間、敷きっぱなしだった布団を片付けて、炬燵に入って昼寝したり、本を少し読んだりしました。

 

読んだのは、村上春樹アメリカの作家であるレイモンド・カーヴァーの短編と詩を翻訳した「夜になると鮭は・・・」という本の巻末に収められている、村上春樹レイモンド・カーヴァーに会ってインタビューをしたときのことを書いた文章です。

 

そのなかで印象的だった箇所を書き写しておきます。(そして、また寝ます)


『 英語の表現に〈The author should be the last man to talk about his work〉― 著者は己れの著作に対してもっとも寡黙であるべきだ ― というのがあるが、まさにそれを地でいった人である。(中略)どれだけ水を向けても自分の作品や自分自身の過去については語ろうとしない。僕が作品について何か感想を述べると「yes.....that's good......great......great......great......sure......yeah......that's right......good......yeah......yeah」で話が終わってしまう。要するに「そうか、君は僕の作品についてそう感じるのか。なるほど、うん、なるほど。それは良い」という感じである。 』