妹尾哲巳 ピアノリサイタル
モーツアルト : ソナタ 第11番 イ長調 「トルコ行進曲付き」
隣町で行われたコンサートに女房と行ってきました。
ピアニストは現在、松江市の中学校の教師で、かっては隣町の中学校にも勤務していた人なのだそうです。
どれも素晴らしい演奏でしたが、モーツアルトの11番は私には特別でした。
私は20歳ごろから独学でピアノを練習していて、途中で何度もつっかえながらではありますが、その11番もなんとか弾けます。
これまで何度も弾いてきたその曲は、聴こえ方(頭の中での曲の存在感)が他の曲とは違いました。
ベートーベンの「月光」は、これまで何回も聴いたことがありますが、聴いただけの曲と、自分で弾いたことがある曲では、同じ知っている曲であっても、聞こえてくる曲の手触りのようなものが違いました。
とても興味深い体験でした。