bunbunの記

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山口での『学び合い』

 

サクサクさん(「sakusaku日記◆山口」)とその奥さんと娘さんと息子さん、モリピーさん(「moripiの日記」)とその娘さん、S君(「夢無限」)とその大学生のご友人、中学生教師のFさん(この人はツイッターで知ってました)とその同僚の先生、そして私(「bunbunの記」)の11人の『学び合い』の会。


(一昨日の)15時に宇部線のある小さな駅に降りたとたんに「こんにちは」とサクサクさんの声が、サクサクさんに気付くよりも先に聞こえてきました。

 

私は駅から歩いてサクサクさんの家に行こうと思っていたのですが、同じ電車にS君とその友人が乗っていて、その2人をサクサクさんが迎えに来ていたのでした。

 

雨が降っていたので助かりました。でもそこでサクサクさんちへのお土産を買おうと思っていたのですが、すぐに車に乗せてもらって、そのために手ぶらでお邪魔することになってしまいました。(サクサクさん、こちらのおいしい豚肉を今度送りますね)

 

お迎えはサクサクさんとサクサクさんの3歳の息子さん。

 

サクサクさんのお宅にお邪魔すると、その3歳の息子さんはさっそく若いお兄さん2人を独占してどこかの部屋に連れて行き、残された私とサクサクさんは居間でいろいろとお話しをして、それから他の人たちもやって来て『学び合い』の会がはじまりました。

 

会には3歳の息子さんもいっしょにいました。

 

会を始めるまではみんなの周りをうろちょろわいわいしていた3歳の息子さんが、会が始まったとたんに様子が変わって、いい具合に大人たちのお勉強に変化を与えていたことがとても印象的でした。(もちろん3歳であるからこその存在によって)

 

自己紹介。思いの語り。サクサクさんの授業のビデオ・・・

 

それから、鍋が用意されて、モリピーさんが持参した私たちの郷里の地酒も並んでのお食事会。

 

終了は11時ごろで、私はFさんに帰りの途中で送ってもらえると分かってから予約した新幹線新山口駅前のホテルまで、Fさんに送ってもらいました。

 

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感想は、一言では書けません。

 

とにかく、あの場であの人たちと同じ時間を過ごすことができたことに感謝します。

 

そして、その場で受けた事々をこれからの日々につないでいこうと思います。

 

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翌日(昨日)は、電車で山口市に行きました。

 

新山口駅でも雪が激しく舞っていましたが、電車が山口市に近づくにつれて次第に車窓から見える風景が積雪の風景にかわっていきました。

 

でも、予定どおり一駅手前の湯田温泉駅で降りて、スーパーで128円の傘を買って、降り積もった湿っぽい雪に靴を濡らしながら、それでも結構ハイな気分で山口市内へと歩きました。

 

県立美術館に入って展示された絵画などを観た後に、美術館からでてザビエル記念聖堂に向かったのですが、さらに降り積もる雪のなかでは確認する余裕もなく、目にしたただ一つの案内表示によってたどり着いた美術館の裏の小山の頂上には記念聖堂はなく、そこには雪をかぶった馬に乗る誰かの銅像が一つだけ・・・

 

それからその小山の中腹に「記念聖堂近道」の案内板を見つけて山腹に設けられた林の中の小道を歩いていると、雪の重みで大木の枝が「ばきばきざざざざん」と落ちたりして・・・

 

なんとかたどり着いたのは、県立美術館の後方の、その美術館からつづく平地にあった記念聖堂で、その聖堂内に入ると美しいステンドグラスが光を導く空間と、その光があたる壁の磔刑されたキリストの十字架とがあって・・・

 

ここまでたどり着いたという安堵感と厳かな気分とが入り混じったような思いで、並ぶ礼拝のための長椅子のひとつに腰を掛けた途端にズボンのポケットの携帯が振動したので、それを耳に当てると、「こちらも雪が降ってるから、そのつもりで帰った方がいいよ」と警告する女房の声が聞こえたのでした。