小1:1人、小2:4人、小3:1人、小5:3人、小6:5人、大人:1人、計15人。
始まりに話したいことがあったけど、みんなを前にして言えたことは「いろんなことをやっていいけど、みんなが思い切りできるようにやってね」ということ。
サッカーとバスケの間でテニスとバレーが行われたことが目新しかった。
30分してちょっと休憩をとみんなを集める。
「休憩はそれぞれでしてよかったんじゃないの」
「まあ、そうだけど、休憩といっしょに仕切り直しをと思ってね。同じことやってるとマンネリ化しちゃうからね。まあ、冬の部屋の空気の入れ替えみたいなもんだよ」
それからもまた面白かった。
特に印象に残ったことは、この半年ばかりの間、サッカーばかりやってた子がバスケをやり始めたこと。
終わりにみんなを集めて「やってる君らも面白いだろうけど、見ている自分も3年やっててもますます面白い」と言いたかったけど、言うことができたのは「今度17日はクラブがお休みだからね」と言うことだけ。
それから、体育館のボールを片付けないで帰ろうとしているから、またみんなを集めて「みんなでボールを片付けて帰ってね」と言ったこと。
帰宅して家族から遅れて1人の夕食で女房と話をした。
「このクラブでのことを、いかにこれからクラブ外へ向かって拡散していけるのか」ということを。
それからこの10年と20年のことを。
10年のことは今はここには書かない。
20年と言うのは、今日で結婚21年目を迎えたということ。
夕方、体育館に行ったときにはなかった雪が、帰るときには5cmばかり積もっていた。
車の雪をはらいながら思い出していたのは、ちょうど20年前のうららかな春の日のことであった。