夕方から、隣町へジャズのライブを聴きに行った。
( ドラム : 村上ポンタ秀一、 ギター : 吉田次郎、 ベース : 坂井紅介 )
ライブが終わり、車に乗ってキーを回すと、ラジオから細野晴臣と横尾忠則の対談が流れた。
若いころに何がしかの影響を受けた、その2人の会話を聴きながら我が家へと向かう車を運転した。
横尾忠則の美術館が、兵庫県西脇市にあって、独身の頃に2回ほど行った。
2回目のときだったか、美術館の近くの小さな駅の、帰りの汽車を待つホームで初対面の若者と話をした。(当時は私も若かったけど)
話をしている間に何本かの汽車が、2人の前を通り過ぎて行った。(田舎の駅なので多くはない本数だった)
彼は神戸市からやって来たと言い、数日後にはニューヨークに旅立つと言った。
そして、彼はジャズの演奏をするとも言っていた。(そのための渡米だったのかどうか、それも含めて昔の話なので記憶は定かではない)
ところで、今夜のライブの吉田次郎さんはニューヨークで活躍している人とのこと。
だけど、私は何をここに書こうとしているのだろうか。
今夜の演奏を体験した私は、帰宅してこのブログを書いている今でもまだ、茫然としている。
そんな今夜の演奏だった。