地元小学校の運動会に行く。
息子が卒業して以来なので6年ぶりの運動会である。
なんでと聞かれて、孫が20人ぐらいいるもので、と答える。
孫というのはもちろん私のクラブに来ている子どもたちのことである。
でも、私の同級生などが数人、父親としてわが子を見ていたので、私も孫というのは取り消すことにする。
いや、そんなことはどうでもよい。
クラブに来ている子どもの保護者がいたので、こう言った。
「子どもたちの成長ぶりを見に来ました」
自分はそういうことをしているのだと思った。
今年は運動会に行こうと思った。
見に行くということが必要だと思った。
子どもたちがいるところにも行ってみた。
ある低学年の子が言う。
「あ、バスケのおじさんだ」
別の、同じく低学年の子が言う。
「ちがうよ、クラブB&Jだよ」
クラブは認知されつつある。
おそらく。