bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

クラブB&J(場と術の会)

 

昼休みに公民館へ体育館の鍵を借りに行く。

 

それから思い付いて、地元の小学校へ行く。

 

子どもたちがお世話になりました。」と、来年度から隣の小学校に異動することになった教師に挨拶をする。

 

私のクラブの参加者の6割ぐらいはその教師のクラスの子どもたちであったのだから、挨拶をしないわけにはいかない。

 

(とはいえ、その教師は私の高校時代の同級生でもあるけど)

 

夕方からクラブ。

 

参加者は、小1:1人、小2:1人、小3:6人、小4:1人、中1:1人、中3:1人、の11人。

 

クラブの途中でみんなを集める。

 

「ちょっとやってみたいことがあるんだけど。」

 

この間、新聞で読んだことをやってみようと思った。

 

「こうやって、みんなで輪になったままで、10分ぐらい一言もしゃべらないでいるんだよ。しゃべらなければ、後は何をしてもいいんだよ。じゃあ、始め!」

 

そう言ったとたんに数人が立ち上がって動き始める。

 

「いや、動かないで座ったままで黙ってるんだよ。」

 

「えー、そんなのいやだ。」

 

「そうか、じゃあ黙ったままでクラブをしよう。」

 

それからいつものクラブが始まる。

 

いつもと違うのは、だれもが黙っているということ。

 

(とても面白くて興味深いひと時でした。その興味深さは、しゃべってもいいよ、と言った後も同じでした)


帰宅して、携帯でメールを送る。

 

保護者の携帯へ送ったのだが、そのメールの表題はその保護者の子ども宛として「〇〇〇〇君へ」とした。

 

この春に転校するその子は、やはり冒頭に書いた教師のクラスの子どもたちのうちの一人である。

 

「いつも来てくれて、ありがとう。いつでもクラブに遊びに来てね。みんなが待ってるからね!」

 

さっそく親御さんからメールの返信が届く。

 

「楽しい時間を作って頂きありがとうございました。木曜日を楽しみにしていました。」

 

このようにして、4年目のクラブの最後の日が終わる。

 

来週からは5年目に入る。