bunbunの記

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失うことと得ることと

 

この間の日曜日にシニアのバスケ大会(大会というより交歓会という方がその様子に合っているような大会です)に参加して2試合やったのですが、1試合目が終わってみたら右足の太ももに軽い痛みがありました。

 

試合の後半に、けっこう激しくディフェンスをしたので、そのときに相手の膝が当たって痛めたのだろうと思うのですが、歩くのも少し不自由だったので、2試合目はやってみてだめならすぐに交代してもらうことにしました。

 

そんな状態で2試合目が始まるのを待っていたのですが、その間、実はちょっとわくわくしていたのです。

 

待っている間に「この少し不自由な脚の状態でプレイすることによって、普段では得られない動きについての新たな気づきがあるかもしれない」なんてことを考えていました。

 

結局、2試合目も変わりなく動くことが出来たし、特別な気づきがあったわけでもないのですが、負傷したという不利な状況になっても逆にわくわくしている自分が愉快でもあったし、試合が終わってからも、そして翌日になっても同じように普段どおりに歩くことが出来ない状態だったのに、試合中だけはなんともなかったことが奇妙でもありました。

 

他愛もないことではあるのですが、あのささやかなわくわく感が印象に残っているので書き留めておきました。