小2:1人(男)、小3:1人(男)、小5:7人(男3、女4)、計9人。
今日は小学校高学年が参加する陸上大会があったようで、小5の子達は赤く日に焼けたような顔をしてクラブにやって来た。
まずはドッヂボールが始まって、それは30分近く続いたのだが、今日もそうだった。
それは先週のクラブ辺りから気がついていたことだった。
今日も男子対女子になっている。
以前はもうちょっと男女の区別がなかった(ように思う)。
続いてサッカーが始まる。
以前、何回かクラブに来た小学校低学年の子が体育館に入って来て、バスケのシュートをちょっとだけして、また出て行く。
玄関の外の階段のところには、これも以前は来ていたけど、やがて他のスポーツクラブに入って来なくなった子の姿も見える。
体育館の前の狭い駐車場では、先月頃からぴたりと来なくなった小5の男の子が自転車をこぎながら、体育館にいる私に向かって挨拶の片手をあげる。
(玄関の大きな透明ガラスの扉を開けて、数メートルも行けばフロアーに入るような体育館なので、入り口近くに立っていると、外からも内からもお互いの姿が見えるのです)
サッカーは10分ぐらいで終わって、休憩となった。
ここまでは、なごやかな雰囲気ではあった。
再びドッヂボールが始まる。
こんどは加わらない子がいたりして、すこしぎくしゃくしている。
いつも来ていたけど、この1~2年は姿を見せなかった、近くに住む小5の男の子が「ちょっと散歩しに来たから」とやって来てバスケのシュートなどを始める。
陸上大会があったことで(子供たちが疲れているから)、いくつかのスポーツクラブが休みなんだろうということに、ようやく思いが至る。
(だから、いつもは見ない子供たちが現れるのだ)
そのころから男女が言い合いを始める。
時間はクラブの終了時間の10分ぐらい前。
ある男女2人はかなり感情的になっていくらかの行動を伴いながら言い争う。
「ひさしぶりに来たらこの有様だなんて」と散歩の途中に立ち寄った小5の男の子が言う。
1人の女の子が体育館を後にする。
私は「掃除はしなくていいから、集まって」と言ったが、男の子たちは(全員で)モップ掛けを始める。
もう1人の女の子が体育館を後にする。
残りの2人の女の子はどうするのだろうかと見ていると、2人は箒をもってモップ掛けが終了するのを待っている。
やがて、体育館に残った者が集まってくる。
散歩の途中の男の子にも「おいでよ」と声を掛ける。
集まったところで、みんなに言う。
「まあ、いろいろあるけれど、解決してね。任せたからね」
「ボクは違うよね」と言う散歩の途中の男の子に「君も仲間だからね」と私は言う。
「じゃあ、明日学校で・・・」と、ある男の子がぼそりと言う。