こないだの、「歩こう広島まで」で、道のりも終盤に差し掛かった頃から、左足の裏の前の辺りが、着地のたびになんだかごつごつして、すごく不快だったんです。
そのころには履いて歩いていたビーチサンダルも薄くなっていて、路面の状態が直に足の裏に伝わっているんだろう、と思いながら長くて辛い道のりを歩いていたんです。
それから1週間後の今日、玄関に座ってそのビーチサンダルを手にとって何気なく眺めていたら、左足のビーチサンダルの裏の前側の方に、斜めに突き刺さっているUの形の細くて小さな針金のようなものを見つけました。
右足の裏に比べて、やけに左足の裏のダメージが大きかったのは、君のせいでもあったんだね。
でも、どこから一緒に歩き始めたんだろうか?
一言かけて欲しかったなあ。
ここから一緒に行きましょうよ、と。
そうしたら、すぐに、抜いたのにね。