bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

今のクラブの前にあったこと

 

ふと思いついて自分のこのブログの昔の記事を探してみました。

 

このブログを書き始めたころ(2009年2月)のブログの一部をここに(ちょっと加筆して)コピペします。

 

そのちょうど1年前の、2008年3月までの4年間ほど、私は地元ミニバスクラブで小学校低学年の子供たちの相手をしていました。(そしてその4月から独立して今のクラブを始めました)

 

ここに書いているのは、そのミニバスクラブでの4年間の最後の年に『学び合い』を知って、『学び合い』の考え方による指導を始めてから半年が経ったときのことです。

 

では・・・

 

「もっと指導をして欲しいという声が出ている」と言われたのは、10月のある日のことでした。

 

ついに来たかと思いました。

 

「自由にやらせたい気持ちは分かるが、子どもは教えてやらなければ分からない。今の状態を続けて来年4月から上級生チームに入ったんでは子どもたちがかわいそう」と言われるのに対して「言われることはよく分かる。子どもたちと相談する。次の練習を見て判断して欲しい」と答え、すぐに子どもたちを集めました。

 

(この日は水曜日でした。練習は週2日で、翌々日の金曜日、練習に出かける前に西川先生に初めてのメールを送りました。以下は、先生へ送ったメールの一部です)

 

『(集めた子どもたちについさっき言われたことを全部話してから)「4月からのこのやり方で誰もが成長したことはよく分かる。ただ、まわりから見たらとても認められない練習風景だと思われたのも当然だ。今からの練習によって周囲を納得させることができなければ(自分はこれまでのやり方を変えるつもりはないから)、私はここをやめなければならないかもしれない。(でも、そうなったら別のところで同じことをやるからね)」と話しました。

家に帰ってから考えることは、プラス方向のことばかりでした(不安がないと言ったら嘘になりますが)。なるほどなあと思いました。普通、自分が正しいと思ってやっていることを批判されたら、落ち込んだり、腹が立ったりして、非生産的な考えが堂々巡りするものですが、そのようなことがありません。次の練習で子どもたちに、こうも言える、ああも言える、というようなことばかり考えていました。

これから、練習に向かいます。期待と若干の不安とが交錯しています。

以上、つたない内容の文章をお送りして申し訳ありません。

ただ、先生への報告とお礼を行った後に今日の練習に臨むということに、必然性があると感じましたもので、実行させていただきました。』

 

(次は、その金曜日の練習の後に西川先生に送ったメールです)

 

『子どもたちはとても良く練習してくれました。○○(役目上、保護者の代弁をされた人)もいつになく早くから来てクラブ全体の練習を見ていましたが、子どもたちだけであれだけ「バスケの練習」をされたのでは再度の批判は言えないだろうと思いました。子どもたちの行動にとても感謝しましたが、同時に、無理があるとも感じました。今日の2時間の練習時間で、いつまでこれが続くのだろうかと見ていました。1時間ぐらい経ったころ子どもの一人が練習の輪から離れて一人で練習を始めたことに、終始練習を仕切っていた子が腹をたて、二人の間にちょっといざこざが起こったのですが、それを見て、少しほっとしたりもしました。』