bunbunの記

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読書メモ

 

手話の世界へ」(オリバーサックス著)を読んでいます。難しくて良く分からないところもあるけれど、興味深く読んでいます。注釈がすごく多い本なのですが、さっき、ある注釈を、引き込まれるようにして読んだので、その一部をコピペしておきます。

 

アインシュタインも理論化について同様のイメージを用いている ― 「新しい理論の創造は、古い納屋を壊し、かわりに超高層ビルを建てるのと同じではない。それはむしろ、山に登って新たに広大な視野を手に入れるのと似ている」

 こう考えれば、抽象化や一般化や理論化の際に、具象は消えてなくなるどころか、逆に顕在化することが理解できよう。具象は、広い視点から見れば見るほど、それだけ豊かで思いもよらない関連を示す。具象はこれまでにない仕方で意味をなす。” (213P)

 

『具象は、広い視点から見れば見るほど、それだけ豊かで思いもよらない関連を示す。具象はこれまでにない仕方で意味をなす』・・・勇気付けられます。