bunbunの記

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飼い犬と今日のクラブ

 

11月には毎年決まって2回ほど体育館が使えない日があります。

 

今日はその1回目で、クラブはお休みでした。

 

いつ誰が来るのか分からないクラブだから(知らずにやって来る者がいたらいけないので)、クラブが休みのときには開始時間の午後6時過ぎまで体育館の前で過ごすのも毎年のことです。

 

いつもならば誰も来ない体育館の前で一人で過ごすのですが、今日は飼い犬を連れて行きました。

 

先月、あるところから譲り受けた1歳になったばかりの柴犬です。

 

前の飼い主の育て方が良かったためになかなか利口で人懐こい犬です。

 

我が家ではこれまでずっと何匹もの犬を飼って来たのですが、犬というものは知らない人には吠え続けて、そして隙があれば噛み付くものだと思っていました。

 

だから、今度の犬が、初めて出会った人にもすぐに懐いてしまう様子を見るたびに強い感銘を受け続けました。

 

テレビなどでは知っていても、この目で直に(しかも自分の飼い犬として)見ると、「おおー!すごい」と思うのです。

 

ある獣医さんから勧められて読んだ「ダンバー博士の子イヌを飼ったあとに」という本(ネットで無料で読めます)には、犬の社会化ということが書かれていました。

 

社会性がある犬は、いろんな人にかわいがってもらえます。

 

近所の犬好きの女性は、犬のおやつを持って我が家に遊びに来たりもしました。

 

そんなことは、これまで飼った我が家の犬たちでは考えられないことです。

 

社会性がある犬だと飼い主の私なども、いろんなところに連れて行ってやりたくなります。

 

今日も1kmほどその犬を連れて歩いて体育館に行き、そこで30分ばかりの時間を一緒に過ごしました。

 

日が短くなった秋の夕暮れの中で、照明の灯った明るい体育館にやって来る子供たちの姿を思い浮かべながら、いつもとは違う暗い体育館の前で過ごす一人の時間も、なかなか感慨深いものではあるのですが、その同じ状況の中で飼い犬と共に過ごす静かな時間もまた印象的なものでした。