bunbunの記

カテゴリー クラブB&J、活動の様態、私的な事々、非日常的な、奇妙な偶然、その他

今日のクラブでなんとなく思ったこと

 

小5:1人、小6:2人、中1:2人、中2:1人、中3:3人、高3:2人、計11人(男)。

 

これまでは暖冬で雪を見ることもほとんど無かったのですが(12月の初めにちょっとだけ降りました)、この2日間ばかりはとても冷え込んで、昔と比べれば少ないとはいえ、それなりの積雪もありました。

 

その寒さも今日の昼前ごろから少し緩んできたのですが、それでも体育館に入ると中は冷蔵庫のようでした。

 

今日は高校3年の男の子2人がやって来ました。

 

「2年ぶりに(このクラブに)来ました」と言うその2人は、それぞれに進学先が決まったとも言います。

 

懐かしい2人でした。

 

昔のことが次第に思い出されました。

 

1人は中学生のときに同級生たちと一緒にいつもこのクラブに来ていた、私の近所に住む子です。

 

そして、もう1人は、隣町に家がある子で、こちらの高校に入学した年にこのクラブに1~2回ほど来たことがあったのです。

 

その隣町の男の子は、彼が小学生のときにも半年ほど接したことがあります。

 

ミニバスクラブで『学び合い』を始めた年のことでした。

 

懐かしく思って、帰宅してから当時のノートを見てみました。

 

ブログとは違って、自分だけが読むものなので、週2回あった練習日の様子を直裁に記録しています。

 

上級生男女がスポーツ選手として練習をしている体育館の片隅で、低学年(2・3年)の相手をしていた私が、いきなり『学び合い』的なことを始めたわけで、久しぶりに読み返してみるとなかなかに波乱万丈な日々の記録でした。

 

そんな、状況の真っ只中であったその年の夏の頃に当時小4だった彼はミニバスクラブに中途入部をして来たのでした。(中途入部の初心者だったので、小4だけど私の指導下に入ったのです)

 

「なんで、こんなに(自分のやってることが)スマートでないの?」

 

当時の記録ノートを読んでそう思いました。

 

子供たちも、保護者も、上級生の指導者も、そして私自身も、私が世間一般的でないことを始めたことによって、ざらついた気持ちが一杯だったあの1年間であったと思ったのです。

 

そのミニバスクラブの私の所属が4年間で、その4年目の最後の年に『学び合い』的なことを始めて、それから独立して今のクラブを始めて8年が経つのですが、その年月を経た今の自分の目で当時の記録を読むと、子供たちに対して無理無駄なことをしている自分の姿が強烈に浮かび上がって来たのです。

 

「今の自分なら、もっとスマートにやれたのに」

 

高校生2人は午後7時ごろには体育館を後にしました。

 

隣町の男の子は帰りのバスの時刻になるからと言い、そして、これからも毎週来るよ、とも言いました。

 

(それにしても、今の自分なら、あの当時に、本当にもっとスマートにやれたんだろうか)