bunbunの記

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クラブがあってもなくても

 

扉を開けるとその先は卒業式の会場でした。

 

体育館を管理する隣の公民館に行くと、申し訳ない、連絡が抜けてました、とのこと。(明日は小学校の卒業式なのだそうです)

 

仕方がないので、体育館の前で待っていると・・・

 

中3の男の子が歩いてやって来て・・・

 

ごめんごめん、連絡が無くってね、あったら先週のクラブで言ったんだけどね、今日は体育館が使えないんだよ・・・

 

向こうの方からは、中1と小4の兄弟が歩いてやって来ます・・・

 

今日はだめなんだよ。ところで、今日は塾はないの?ときくと、小4の男の子は、今日は塾が休みだったから来たのにと言うし・・・

 

中1のお兄さんは、イスとか動かして後から元に戻せばいいじゃないと言うので、それはちょっとね、と答えたり・・・

 

それから、隣の校区の小6の男の子がお母さんの運転する車でやって来たので、実はこれこれしかじかでと言い・・・

 

クラブ開始時間から30分ぐらいのころには、やはり隣の校区の別の小6の男の子がお祖母さんの運転する車でやって来て、これもこれこれしかじかと・・・

 

そのほかにも、別の中3の男の子が自転車でやって来たり、さらに別の中3の男の子のお祖母さんがなぜだかこれも自転車でやって来て、孫が来てるかもしれないけど、かくかくしかじか、とか・・・

 

体育館を管理している公民館の主事もやって来て、大変に申し訳ないですなんて言うのですが、暗くて寒くて長かった山陰の冬が終わり、いきなり春めいたこの夕暮れに、体育館の中で待っているいつものクラブとは違って、体育館の外にいながらやって来る子供たちの様子を見ることができたし、お家の人たちと話すこともできて(送り迎えをされるだけなので、ほとんどの方はこれまで見たこともないのです)、これはこれで有意義な感じがした今日の(できなかった)クラブだったのです。