10月6日(木) 小3:1人(男)、小5:1人(男)、小6:2人(男)、中2:6人(男4、女2)、中3:3人(男)、高1:9人(男)、計22人
以前の職場で聞いた話です。
話し手は私より年上の女性で、聞き手は私。
彼女が子供のころには、子供たちだけでその江の川で遊んでいたのだそうです。
百メートルぐらいの川幅のその川をみんなで泳いで渡ったりもしたそうです。
川に流されながら泳ぐので、辿り着いた対岸はずいぶんと川下になり、元の場所に泳いで戻る為には、まずは川岸を上流に向かって歩かなければならず、それがなかなか大変だったということでした。
・・・その江の川の支流の、小さな川の近くで生まれ育った自分にとっては、それは強い印象を与える話だったのです。
さて、ここからは昨日のクラブの話です。
高1の男の子達が久しぶりにやって来ました。
小学生はいつものメンバーです。
部活を引退した中3は3人来ました。
部活が早く終わったのでしょうか。中2の男の子4人と女の子2人が遅れてやって来ました。
全部で22人。
久しぶりの二桁台の参加者です。
体育館の半分のコートで高校生たちがバレーボールをして、残りの半分のコートで中学生と小学生の13名が入り乱れながらバスケなどをしていました。
高揚した雰囲気のクラブでした。
誰もが活発に動いていました。
その様子を見ながら、私は大河の流れの中で遊ぶ子供たちのことを思い描いていました・・・
(・・・実際には、そのときにはそんなことは考えてはいなかったのですが、後から思い出すとそのふたつの状況が現実味をもってつながる様なのです。大河の流れの中の子供たちとクラブでの子供たち・・・)
そして、クラブの終わり10分ぐらいのことです。
ふと気がつくと、小学生のひとりが倒れていて、その周りに他の子供たちが立っていました。
どうやらバスケットボールが眼鏡に直撃したようで、丈夫なつくりの眼鏡の方は無事だったけれど、その眼鏡の鼻当ての衝撃で、その鼻当てが接する辺りに大きなたんこぶをつくっていたのです。
その翌日である今日の朝、その子の家に行って見ると、いつもどおりに登校したようで安心したのですが、これからも気をつけてクラブを運営していかなければなりません。
だけど、ここでもそれ(クラブの安全性)は子供たちに任せるしかありません。
それは大河のなかで遊んでいた、あの子供たちと同じなのです。
「人と物を大切にすること(ケガは絶対だめだよ)。そして、あとはみんなで思いっきりやってください」
私としては、とりあえずは、そんな言葉を紙にでも書いて、体育館に来たところでそれぞれに見ておいてもらおうかと考えたりしています。