2月22日(木) 0人
厳冬の長いトンネルを抜けて1週間が経ちました。
1ヶ月ほど雪に覆われていたことが嘘のように、今では見える地面の方が多くなっています。
長いトンネルを抜けたと思ったら、前回のブログに書いたように、私の母の姉が亡くなりました。
それが先週の木曜日。
翌々日の土曜日が通夜で、日曜日が葬式でした。
その日曜日の朝に、今度は私の父の姉が亡くなりました。
私の父親には4人の姉がいるのですが、亡くなったのは2番目の姉で埼玉県に住んでいました。
埼玉県に住んでいるので子供の頃は(そして今でも自分にとってはしっくりとくるのですが)埼玉のおばさんと呼んでいました。
ここで話がちょっと前後します。
土曜日の夕方に、静岡県に暮らす父方のいとこが突然、我が家に訪ねてきました。
気ままな旅の途中とのことでした。
父親の1番上の姉(こちらは静岡のおばさん)の子であるいとこは幼少の一時期をこの町で暮らしていて、さらにはいとこの父親もこの町の出身でもあって、この土地に強い思い入れを持っています。
私と私の父母とは予定通りに私の母方のおばの通夜に行き、それが終わって帰宅してからいとこを交えての夕食をとり、いとこは我が家に泊まりました。
そして、その翌朝、いとこは言いました。
「今朝、埼玉のおばが亡くなったと連絡があった」
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白ネギ(長ネギ)は7割ほど収穫したところで雪の中に埋まってしまい、残りの3割は融けた雪の中から無残な姿を現すことになりました。
被害の少ないものについては「雪中ネギ」として出荷はできるのですが、減収は免れません。
圃場に立ってため息をつきながら、商品になりそうなものを選んでは抜き取る作業を行っています。
あれだけ苦労して育てたものが、この有様です。
ミツバチの方も、10箱ぐらいは冬の寒さを乗り越えることができなかったようです。
冬を乗り越えることができる蜂群(巣箱の中の蜂の群れ)をつくることも養蜂の重要な技術なのです。
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クラブは2週続けて参加者がありませんでした。
2週続けて、というのはこの10年の内で初めてです。
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寒い日は続いています。
厳寒のトンネルを抜けてもまだ春は来ません。
この先にはどんな光景が待っているのでしょうか?