bunbunの記

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後継

 

7月5日(木) 高2:3人、高3:1人、計4人(男)

「Yさんの後を継ぎに来ました!」

体育館に入るなりそう言ったのは高2のIくんです。

 

(Yさんというのは、高1のときからずっと真っ先にやって来てはバレーボールのネットの準備をしたりしていた高3の子で、高2のIくんは高1のときからただ一人、ひとつ上の上級生たちに混じってバレーボールをしていた子です)

 

定時を過ぎても誰も来ないので、これで3週続けて参加者なしだと思ったのです。

 

高3は部活が終了しても、進学とかいろいろなことで忙しいんだろうとも思いました。

 

ただ、この日はクラブが終わってからさやいんげんの出荷準備をしなければならなかったので、今日だけは誰も来ないと良いのだけどと思ったのも実際ではあったのです。

 

誰もいない体育館でバスケのドリブル練習をしながら(だいぶ上達したと思うのだけど・・・)、このクラブもこの1年で終わりなんだなあと改めて考えたりしました。

 

ついこの間までは小学生や中学生たちが多いときには30人も来ていたのに、最近ではほとんど高3の男の子たちだけになってしまいました。

 

でも、残念な気持ちはあまりありません。

 

こんなクラブが10年以上も続いた事実に、すがすがしさを感じるようでもあります。

 

そんな感慨に耽りながらドリブルをしているときにI君たちがやって来たのです。

 

いずれも高2の、I君と、新顔のK君と、何度か来たことがあるH君の3人は、ネットを張ってバレーボール練習を始めました。

 

やがて、こちらはいつもこのクラブで同級生たちとバレーボールをしているH君の高3の兄がやって来て、バレーボールスパイク練習が始まりました。

 

高3のH君がトスを上げて、高2の3人が順番にスパイクを打ちます。

 

3人ともに下手くそです。(I君はいつもバレーボールをしているけれど下級生故になのか、サーブとレシーブばかりで、スパイクを打つ機会がなかったのだと思います。おそらく)

 

でも、何回も何回も繰り返します。

 

ちょっとずつコツをつかんでいるようでもありました。(時折、眺めてたぐらいなのでよくは分からないのだけど)

 

「おー、さっきのは初めてのいい感じだったかもしれん」

 

ちょっと上手くできると、そんなことも言っていました。

 

(そんな様子を見ながら、やっぱりいいクラブだよなあと、しみじみと思いました)

 

(帰宅して夕食をとって出荷準備が終わったのは午後10時過ぎになってしましました。でも、来てくれてよかったです)