bunbunの記

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誰も来ないクラブの日にも誰かは来る(そして、前回の続き)

 

11月29日(木) 0人

 

誰も来ないので、1人でバスケ練習を30分ほど。

 

体育館の入り口近くでドリブルをしていたら、男の子が玄関に入ってきて、「今日は誰もいないんですね」と。

 

よく見れば、1~2年前に来ていた中学生。

 

「最近は高校生ばかりでね。今日は多分、試験中で来ないんだと思うんだよ」

 

「そうですか」

 

「今、ランニング中なの? まあ、また、おいでよ」

 

「はい」

 

30分が過ぎたので、体育館の鍵を閉めて、近くの家へ。

 

「こんばんは。○○ちゃんいる? こないだのバレーの結果を聞きたくて。今、テスト期間中なんでしょう?」

 

「そうなんですよ。今日、始まったばかりで」

 

「クラブで待ってたけど、誰も来ないからそうかなと思って」

 

「ちょっと、呼んできますね」

 

・・・

 

「こんばんは。ごめんね、突然」

 

「いえ」

 

「こないだのバレーの試合、どうだったの?」

 

「1勝1敗で。その後の下のリーグでは強かったけど、予選リーグで上には行けんかった」

 

「そうか、じゃあ、一番いいときに(私は)行ったんだね。ほかの女の子2人は3年生だったの?」

 

「2年生」

 

「誘われて参加した訳か。3年生は受験だったりするしね」

 

「はい」

 

「ありがとう、それじゃあ、おやすみなさい」

 

「おやすみなさい」

 

・・・

 

(『 もう1人は私が今のクラブを始めた11年前には保育園児で、その頃から小学校を卒業するまでずっとクラブに参加していた高1の女の子 』(前回の日記)の家は私の妻の親戚になるので、気安く訪ねて、当日の様子を聞くことができたのです)