bunbunの記

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青いボール

 

5月16日(木) 高2:2人、高3:6人、計8人(男)

 

フットサルのボールって、青いボール?」

 

夕方に買い物から帰宅した女房が私に言いました。

 

「さっき、ホームセンターの方からネットに入れた青いボールをポンポン蹴りながら歩いてる高校生ぐらいの子たちと車ですれ違ったんだけど、あれがクラブに来ている子たちなんだろうかと思ったのよ」

 

それから1時間ほどして体育館に行くと、いつもの高2の2人が待っていました。

 

「今日はまだテスト中だったんじゃないの?」

 

「はい、今日で終わりました」

 

予想に反して、テスト期間中ではありません。

 

「今は中間テストの真っ最中じゃないかな。それなら誰も来ないだろうし、それはそれで休息できていいんだけどね。だけど、それでも、子供たちがやって来たら、よしやろう、と思えるんだよね。こんなことがなければ(日中の肉体労働的にも、そして自分の年齢的にも)あんなことできないよね。ありがたいことだよ」

 

そんなことを女房に話してから体育館に向かったのですが、これはやるしかありません。

 

(おかげで、今回も私は2時間のバスケ自主練をすることになりました)

 

テストの最終日で部活がないのか、高3たちも早い時間に全員がやって来ました。

 

それから、それぞれがバスケとかフットサルとかバレーとかをしたりステージでスマホを見たりしていて、なかにはステージの前の床に寝そべったりする者もいるような状態が続き、テスト勉強で疲れてもいるのだろうかと、私はドリブルの練習をしながら見ていました。

 

そのまま1時間が経過したところで、高2高3の全員が集まって、立ったまま輪になって何かの話をしていると思ったら、サッカーの試合が始まりました。

 

(集まっている光景に、数年前までのクラブに来ていた小学生たちのことを思い出しました。彼ら、彼女らは、いつも全員で何かを行う前には、同じようなことをしていたものです)

 

蹴っているのはフットサルのボールより一回りほど小さい青くて柔らかいボールです。

 

試合は、間に5分ぐらいの休憩を挟んで、1時間ほど続きました。

 

「クラブが終わったときに、ボールをここ(体育館)に置いといてもいいですか、と聞くんで、名前書いといたら大丈夫だと思うよ、もし、よかったらクラブB&Jって書いとけば他の利用者が見てもわかるからいいと思うよって言ったらマジックで書いてたよ。あのボール自分たちで買ったんだね。クラブで買ったフットサルのボールってけっこう堅くて屋内では思い切りシュートできないからね」

 

「ああ、そう。そうね。もしかしたら、あのとき私が見たのは、ホームセンターでそのボールを買ったばかりの彼らだったのかもしれないよね」

 

体育館から帰宅して女房とそんな話をしました。