bunbunの記

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演劇公演から参加者のないクラブを経て裁判傍聴へ

3月22日(日)演劇公演

 

11:00 今回の公演会場とした、昨年の暮れに近くにできたばかりのゲストハウスへ行き、演者を迎える。

 

演者の西藤将人さんは、島根県雲南市を拠点とする劇団ハタチ族の代表であって、その劇団あるいは西藤さんは近年こんな活動を続けている。

 

2015年 『365日公演』 達成
2018年 『西藤将人の、全国47都道府県ワンマンツアー』 達成
2019年 『西藤将人の、島根県全19市町村ワンマンツアー』 達成
2020年 『366日毎日公演』スタート

 

2015年の『365日公演』は、元旦から大晦日までの間、雲南市において毎日欠かすことなく演劇公演を続け(他団体の公演もカウントする)観客がゼロになった時点で終了するというルールで開始されたもので、苦難を乗り越えながらも1年後の大晦日を無事迎えた。(私たち夫婦が初めてハタチ族の舞台を観たのもこの期間中のこと)

 

私たち夫婦が初めて公演のお手伝いをしたのは今から1年前の3月末のことで、その前年の2018年に全ての都道府県での一人芝居の公演を達成した西藤さんが、今度は1年をかけて島根県内全市町での公演を始めたことを知って、当町での実施に向けて会場の確保や宣伝のお手伝いをすることにした。

 

そして、うるう年の今年は『366日毎日公演』をすると言う。

 

2015年の『365日公演』は同じ場所(その多くはチェリヴァホールという雲南市の公共施設のロビーで行われた)に来てもらうものであったのが、今回の『366日毎日公演』は演劇をするためにどこへでも出かけて行くのだと言う。

 

そういうことなので、今回もまた当町での公演実施に向けてのお手伝いを申し出た。

 

14:00公演開始。

 

演者の西藤さんは、下北沢が「演劇の街」と呼ばれる起源となった歴史的な小劇場(ウィキペディアより)であるザ・スズナリの舞台に俳優として立ったことがあるほどの実力者。(2019.6.6~9 南河内万歳一座『唇に聴いてみる』)

 

観客は15名。当初は定員30名の満席を目指していたが、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて宣伝を控えめにした。(去年は公共施設のホールで観客数40名)

 

上演後はそのまま残った数人の観客と演者とで1時間ばかりの茶話会をして、午後5時には演者らを見送る。

 

 

 

3月26日(木)クラブ

 

誰も来ないので、30分ほど一人でバスケの練習をして帰宅する。

 

全国のほとんどの学校が数週間前からコロナウィルスの関係で休校になっているなかで、休校とはしなかった島根県立の高校も24日(火)には終業式を終えて春休みになった。部活については引き続き休止中なのだろうから寮生も帰省しているはずだし、そういえば、クラブに来ていた元3年生たちもそれぞれの新しい場所へと移り始めている頃だなあ、などと考えたりした。

 

 

3月27日(金)裁判傍聴

 

10:00 広島市地方裁判所へ行く。

 

先日、和歌山毒物カレー事件を題材とした小説である「悲素」(帚木蓬生)を読み終えて裁判というものに関心をもった。(申し込み等不要で誰でも傍聴できることをネットで知る)

 

建物の出入り口には5人ばかりの警備員がいて、トレイに載せたカバンや取り出したポケットの中のものは空港で見るような装置を通過して(X線検査?)、私の体は金属探知機と思われる棒状のもので調べられて、入所を許される。

 

建物に入るとネットで調べていたとおり、本日の裁判日程の載ったファイルを見て傍聴の計画を立てる。

 

法廷は複数階の、寒々とした広い廊下の両側にいくつもあって、自由に出入りできるその法廷を移動しながら傍聴する。

 

2時間ほどの間に傍聴したのは、次の3つの裁判だった。



① 覚醒剤使用 判決:懲役3年

 

② 窃盗 判決は来月

 

③ 窃盗 判決は来月