夜中に寒くて目が覚めた。
網戸のままで、タオルケットは掛けず、上はランニングシャツという真夏の姿に、いきなり秋が来たような。
タオルケットを引き寄せて、また眠る。
天気は曇り。気温もそう高くはない。そして過去最強クラスの台風がやって来る。
午前は、株元に肥料を撒いてから、白ネギの列と列の間を機械で起こす。
例年なら8月の下旬に行うこの作業も、高い気温で活発になる病原菌が土をかまう(いじる)ことで傷ついた根から侵入して病害を起こすので、これまでの高温下ではできなかった。
そして、株元に土を掛けておけば台風による倒伏防止にいくらかの効果もある。
明日は、起こした土を機械で白ネギの株元に掛ける。(土寄せという)
明後日は、白ネギの列を両側から丈夫な線で挟むように固定する。
明明後日は、台風が通過するのをじっと待つ。
明明明後日は、白ネギが無事なら線を片付けるだけで、無事でなければ泣きながら(泣かんけど)一本ずつ手で立て直しては(手で)株元に土を寄せる作業が生じる。
午後は、畦の草刈り。
夜の散歩はずいぶんと涼しかった。