bunbunの記

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14年目の始まり(かもしれない)

 

4月1日(木)

 

クラブB&J。

 

これで3ヶ月、先月の1回を除いて誰も来ない。

 

それでも、今日は誰も来なくてよかった。

 

自分自身として、越えておくことがあるから。 

 

それを越えた後に、これからのことを考えようと思っているから。

 

 

4月3日(土)

 

50代最後の週末のバスケ。 

 

土曜のミニバス教室に息子と通い始めたとき、息子は小5で自分は43歳だった。

 

あれから17年。

 

小学生がバスケの基礎練習をするそのミニバス教室は、次第に変化して今では土曜や日曜に小学生から大人までの世代が自由に集まってバスケをする場になっている。

 

この日だったか、その1週間前の日だったか記憶は定かでないのだけど、週末のバスケで数年来の付き合いとなる中3の男の子と話をした。

 

「総体って何月だったけ?」

 

「6月です」

 

「部活、引退したら木曜のクラブ(B&J)に来る?」

 

「そうですね。行くかもしれません」

 

 

4月4日(日)

 

60代最初の週末のバスケ。

 

当時、息子が所属していたミニバスのスポーツクラブに通い始めたのも、ミニバス教室と同じ17年前のことだった。

 

保護者にも指導のお手伝いをお願いしたいということで誘われたのだけど、中学生のときに多少の経験があるだけで、バスケの指導なんてとてもできないと思いながら体育館へ行った。

 

体育館には、入部したばかりの小2と小3の子供たちが片隅に集まっていた。

 

それを見て、自分の行くところはあの場所だと思った。

 

それから小2と小3の指導を担当する4年間を経て、スポーツクラブを辞め、クラブB&Jを始めた。誰もが安心して行動できる場所をつくりたかった。

 

週末のバスケでは、新顔の中学生の息子と一緒に来ていたある父親と話しをする。

 

バスケの試合に加わらず、親子2人でいたので声をかけてみた。

 

クラブB&Jのことを話したら、そのような場所を必要としているようであった。

 

 

4月8日(木)

 

クラブB&J。

 

体育館が使えないのでクラブは休み。

 

朝の犬の散歩でのこと。

 

散歩のコースはいくつかあって、その一つを歩いていたら、ある家から学生服姿の男の子が出てきて、自分たち(人と犬)の前を歩き始めた。

 

「おはよう」

 

見向きもしないので急ぎ足で近づいてみる。

 

「○○くん」

 

こちらに気がついてイヤホンをとる。

 

「あ、おはようございます」

 

「また来ない?って電話しようと思ってたんだけどね。年が変わってから誰も来なくてね。まだクラブやってるけど、来る?」

 

「行けるときには行きます」

 

「○○くん、部活やってるんだっけ?」

 

「いえ、やってません」

 

「もうじき3年生も部活引退するしね。よかったら、誘い合って来んさい」

 

「はい、ありがとうございます」

 

・・・

 

誕生日を迎えてからクラブの今後のことを考えようと思っていた。

 

節目なので終わりもありかとも思っていた。

 

今は、需要があれば続けようと思っている。

 

需要をつくることもして行こうとも思っている。

 

14年目のクラブが始まるのかもしれない。